| 平成14年6月9日(日) 第4回「仏教に親しむ会」 ひろさちや講演会 |
| 「仏教に親しむ会」の創設時からご指導賜り、3度目の今回は「ご縁の世界」と、題してのお話を頂きました。 冒頭、分かり易く黒板に図示したり、ユダヤ教の牧師の話を引いて、ものの見方や、質問主旨の間違いに気付くよう会場に呼びかけ、笑いを誘い場の雰囲気を和らげた。 「一得一失」の言葉をあげ、競争原理で動く社会ではこちらが劣る、こちらが悪い、と言うが仏教の世界ではどちらでもよいことで、且つどちらもすばらしいのだ。天林寺さんはお薬師さんを祀っているが御利益がありすぎると薬屋さんがお手上げになる。仏さまは両方を救う。 又、人生においても何が幸いか分からない。病人は不幸ばかりではない、元気すぎて命を落とす人もいる。また、病人がいるので医学が発達するメリットもある。大切なことは「分からないことが分からない、と分かることが分かること」だ。みんな「縁」があって生きているのです。よく、逃げ遅れてライオンに食われるシマウマはかわいそうだ、と言うが仲間を救う「布施」だと思いたい。人間も同じで、みんな「人生老死号」という列車に乗っているのだ。終着駅のない列車だが、仏さまから一人一人に降りる駅が示され、降りたホームには接続列車「ほとけ」号が待っていて、仏様の前まで連れて行ってくれる。呼ばれた時に仏さまに返してあげればいいのであって、臓器移植など、無理な延命策には反対。仏様に任せておけばいいのです、と断言された。 続いての質問コーナーでは、「教えの違いを分かり易く・・」を問う人に ユダヤ教・イスラム教はケーブルテレビ。(神と人との契約宗教で、他は認めない) キリスト教は、NHK。(神はすべての人を愛している。それを自覚できた人は敬いなさい) 仏教は、民放。(仏はあらゆる衆生に慈悲をかける。しかし、時として寺の坊さんが「道徳」など、世間の話をしたがる。 と、明快な答えをされた。会場を埋めた130余名は、分かり易いたとえに大きく頷きながら天真閣をあとにした。 |
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