平成15年3月18日(火)
春のお彼岸法要と法話
「暑さ寒さも彼岸まで、」を実感する陽気に恵まれた彼岸の入り、桜のつぼみはまだ固いが、ほほ打つ風に確かな「春」を感じた。 
 この日、13時半からの法要に続き14時から一宮市からお出でいただいた久馬慧忠老師より「むこうまかせ」と題する法話を頂いた。老師は良寛の研究家としても著名な方で、「後は人先は仏にまかせおく己が心の内は極楽」(貞心尼)の歌をひきながら道元禅師や良寛師の和歌を紹介、生かされているのが極楽か否か、と自然体での日々の暮らしを示唆された。また、みごとな本歌取りとして、

○ 春は花夏ほととぎす秋は月冬雪さえてすずしかりけり(道元)

○ 形見とてなに残すらむ春は花夏ほととぎす秋はもみじ葉(良寛)

を紹介され、みなさんにやさしく心あたたかいお土産を残されました。
 帰り支度の方から、
「いいお話を頂きました。いつもお墓ばかりで帰りましたが、お参りしなくてはいけませんね」
「『禅の友』は毎月出ているんですね。本堂で頂戴すればいいんですね」・・
などのお声も聞かれました。