平成15年7月15日(火)
山門施食会(盂蘭盆会)
 湿度は高いが例年になく気温が低く、涼しい感じのする15日(火)、お盆の法要が営まれた。
午後1時半、掛川・少林寺の井上貫道老師から法話を頂いた。本堂狭しと座られた、檀信徒のみなさんの間に立つ扇風機が、止められているのも近年珍しい。
老師は、「仏さまの教えはわかり易い教えですが、なぜ難しくなってしまうのでしょう?」の問いかけから、「無条件で学ぶように!ひょっとして自分の思いで考えたり思い込んだりしておりませんか?」と重ねて優しく語られる。
鏡は素直にモノをありのままに映し出す。自らの顔を映し、その後、口に手をかざせば口は見えず手の甲が映る。常に真新しいモノを映すのだ。誰もが持つ「心鏡」も同じで前のモノや、地位や歳にこだわってはいけない。ありのままに仏さまの教えを聴くことが、学ぶことが大切である、と説かれた。

2時過ぎから方丈が導師をつとめ盂蘭盆会が始まった。サンスクリット語の「ウランバナ」のことで、餓鬼道に堕ちた母親を救うべくお釈迦さまに教わったとおり供養し、救い出した経文に由来する。お寺では、先祖の霊を供養するため山門施食会を営み、新仏を含め、三世十万法界の万霊を供養する。
夕刻7時から山門前では精霊送りの読経が行われ、檀信徒を始め、市内より多くの人が参拝された。