| 平成16年9月20日(月) 秋の彼岸法要・清興の会 |
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| 朝方からの曇天が晴れ間に変わった午後、予報どおり気温が上がってきた。 おそらく、暑さの締めくくりだろうと「暑さ寒さも彼岸まで・・・」と繰り返してみたりする。墓地に参り、位牌堂のご先祖にご挨拶をして本堂にて法要を待つ。 定刻、鐘の音と共にご住職の泰覚文元大和尚が入堂。白色が多い本堂に緋の衣が一段と冴える。厳粛の中、ご本尊、釈迦牟尼仏、両祖大師(道元禅師、瑩山禅師)ご開山さま(傑堂義俊禅師)歴代ご住職、檀信徒諸霊に三拝、献湯菓茶(お密湯と菓子、茶をご本尊に捧げる)、ご挨拶し、般若心経を唱える。ご詠歌をはさみ、「彼岸法要に移ります」のご案内の後、修証義4章・5章を唱える。読経の中、参詣の一人ひとりに香炉が廻され、焼香し掌を合わせた。 満堂の人すべてが心一つになってご先祖の安らかなご冥福を願い、生きている自らの幸せを感謝するのだった。 |
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| 続いての清興の会はピアノ三重奏である。 檀信徒の皆さまに、きれいなナマの音を楽しんでほしい、と願う天林寺と急逝されたお仲間への慰霊する気持ちが、今日のピアノトリオコンサートの実現となった。トッププレーヤーとして全国ネットでのご活躍にお忙しい安部慶子、富山紀美子、崎野敏明さんたちは、朝6時東京発、という強行軍ながら午前のリハーサルを経て午後の本番に臨んだ。 ソロを含めて三重奏ならではの、落ち着いたメロディと心の中までしみこむ音色とハーモニーが、聞く人を魅了する。気持ちがよくなる。目を閉じると違う世界を歩いているような錯覚にもおちいる。 「前の席の方、からだを揺らして気持ちよさそうに・・・」と安部さんが漏らすほど聴き手と一体化してくる。 休憩時間には方丈さまからお話をいただく。お寺の花の話や「いただきます」は「他の命をいただきます」です、とお彼岸ならではのやさしい言葉である。 後半は急逝した親しき人への鎮魂曲、チャイコフスキーをはじめ耳になじんだ日本のうたも優しいアレンジで演奏。 続いて芸大の先輩後輩の息の合ったところで、各ジャンルにわたっての名曲や自らの音楽活動の一端を披露、クラシックの堅さをぬぐい、上品で優しいコンサートと化した。アンコールにはクラリネットも加わり、益々会場は和らぎこころ休まる、忘れ得ぬひと時となった。 |
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