平成19年8月20・21日
「禅スクール」開催
 8月20・21日の2日間に亘って開催された、曹洞宗第四宗務所の主催による禅スクールは年々参加者を増し、本年は35名の男女児童生徒が参加した。

 昨今の風潮として「躾が身についていない、落ち着きがない」などと言い、言われている親と子供たちが共に求めて、静かな時間を過ごす一泊二日のスクールは、実に「ていねいに」営まれる。伝統に基づき仏に仕える作法の基に、20名余の僧侶がその指導にあたる。忘れかけている日本の礼儀、作法、思いやりの気持ちを体験しよう、させようの気持ちがぴったりと合い、吸収力の早い子供たちの心に「人への思いやり、両親への感謝」の種が植えつけられたように見受けられた。