平成20年1月11日(金)
心新しく、大般若会・新年拝賀式

 曇りだが、風が弱く寒さも苦にならず例年に比べれば過ごしやすい。11時の打ち出しを合図に方丈が入堂される。既に関係寺院の僧侶は位置を定め、総代各位も臨席されている。
 本堂を清め、茶湯を献じ般若心経を唱え大般若転読にうつる。転読と経典を全部読むのではなく各巻を右から左、左から右に翻して全巻を読み上げたことにすることで、陀羅尼(だらに)(一種の呪文)を唱えながらの迫力に満ちたお勤めである。国家安寧、家内安全、災害防止、そして檀家の皆さまにお届けする般若札を祈祷する、年の初めの大切な儀式で大般若祈祷会とよばれる。

 続いて、ご開山さまはじめ代々のご住職さま方、檀信徒のご先祖さまに新年のご挨拶を申し上げるご開山新年拝賀法要が行われ、総代さま方も焼香された。