平成22年1月11日(月)
大般若会・新年拝賀式
 11時の打ち出しから新年最初の法要、大般若祈祷会が開催された。冷気の張り詰める中、花を散布して道場を清める「散華」の後、献茶湯をし、般若心経を唱える。続いて早い調子での「大般若経」の転読に移り、読経へと移る。須弥壇には檀信徒様に配られる般若札が左右に積まれている。1年を通じご家庭の平安、無事を祈祷し、札に籠められるのである。全堂緊張感が漂う。  
 張り詰めたご祈祷会に続き、新たに献茶湯がなされ、ご開山様・傑堂義俊禅師さまへの新年のご挨拶「新年拝賀法要」が営まれた。参同契、宝鏡三昧のお経が唱えられる中、檀信徒様を代表して総代さま方が焼香されご開山さまへの感謝と、自らの精進を誓われた。
 終わって方丈さまより短く新年のご挨拶があり、緊張感は解けることなく、天林寺の1年がスタートした。